人を育てることの神髄は永久不変

おはようございます。

脳育アドバイザーのいけだりえです。

 

先日、お友達のママがポソッと呟きました。

「この子、何でもある程度は出来るようになるけど、

一つの事に夢中になったことがないの。

子どもって好きなことにはハマるって言うでしょ?

でも、この子にはそれがないから心配なの。」

 

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私は、何でも出来るのは逆に素晴らしい!と思うんだけどな~と思いましたが、

まだまだ不満気な様子。

よくよく聞いていくうちにあれ?と思うことが出てきます。

「私は~って言ってるんだけど、分かってないみたい」のフレーズが多い

もっと突っ込んだら言ってるだけで自分がお手本を見せていないようです。

 

「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」

太平洋戦争の連合艦隊司令長官だった山本五十六の言葉です。

子育てのポイントをそのまま表していると思います。

人に教える時は、まず自分が手本となって「相手に見せる」。

あえて見せることが必要なのに、これを省く人が結構多いのです。

 

言う前に自分が手本を見せる。

 

たまに「子どもは親の言うことを聞くべきだ」とか

「子どものくせに親に向かってその口のききかたは何だ!」

と言っている親御さんを見かけます。

親だからえらいわけじゃないですよね。

子どもは自分よりも弱い存在だけど、一人の人格を持った立派な人間です。

 

この「やってみせ」という言葉の中には、相手を尊重する意味もあるようです。

自分の子どもでも同じ人間として尊重する。

そしてその後に、きちんと言葉で説明し、相手に聞かせることが大切です。

 

子どもは親の言ったことは守りません。

でも親がやっていることは真似します。

 

お子さんを見てください。

きっとご自分の姿が見えてきますよ。