賢い脳は遊びから
親であれば子どもに苦労してほしくないと思うでしょう。
少しでも賢く、自立して、大海原をたくましくサバイブできる強靭な精神力を持った子になってほしいと思うのは私だけではないはずです。
賢い子とはあやふやな言葉ですが、具体的にどんな資質を指すのか考えてみました。
賢い≠勉強がきる
子どもを賢くしたいと思うと、IQを高めることに向いてしまい、計算、漢字、九九、語学等々の知識詰め込みになりがちです。ですが、ほかの子よりも少し知識が備わっているからと言ってそれを賢い子とは呼びません。
なぜなら賢い子とは、
- 自分の願望、好きなこと、何をしたら楽しいかを明確に把握することができる
- 創造性に富んだアイディアでその願望を達成するための策を考えられる
- 考えた策を実行できる判断力、決断力、やり切る力がある
- 心と体と頭脳のバランスが取れている
と考えるからです。
一昔前のようにひたすら記憶力が良く、記憶力の良さ=頭の良さとされていた時代ではなくなります。
2045年にシンギュラリティ(人工知能が人間を超える)が起こると言われてますよね。そんな将来において知識を詰め込んだところであまり意味はなくなるでしょう。記憶していなくてもGoogle先生がそばにいれば問題ありません。PCやiPhoneの代わりに一人一台ロボットを持つ可能性だってあります。そうしたら記憶や単純作業は機械に任せて人間は創造、判断、選択、決断を担っていくのでは?
幼児ののうちからそんな素地を作ってあげたい。
実は、遊びの中からでも創造力、判断力、決断力は培われるんです。
子どもは大人以上に快の状態でしか積極的に習得しようとしません。親が必死になればなるほど、その必死さが子どもに伝わり会の状況からかけ離れていきます。そして親が教え込もうとすることが嫌いになってしまう可能性もあります。
快の状態で、その子の月齢にあった脳を使うお遊びをすることです。
じゃあ、どんなお遊びなの?はこれから何回かに分けて書いていこうと思います。