改めて思う、子どもの観察力のすごさ
おはようございます。
脳育アドバイザーのいけだりえです。
脳育アドバイザーの先輩から言われたことがありました。
「子どもの性格は後から作られる。もって生まれた性格はない」
「能力は遺伝しないが、優しさは遺伝する」
と。
性格はもって生まれた部分はあると思います。
その先輩が言いたかったのは、
子どもの性格や好き嫌いを決めてしまうくらい、親の影響、周りの影響が大きい
ってことなんだと思いました。
例えば、うちの子はお化粧の真似が大好き。
いつも私の口紅やファンデーション、チークを取り出して
こんな風に、あんな風にお化粧の真似をしています。
(もちろん顔には塗らずに、真似だけです)
でも、私が全くメイクに興味がなく、化粧品をもっていなかったら、
そんな環境でもお化粧をしたいという欲求が生まれるのかしら?
まず、見たことがないからお化粧の存在を知らない。
触ったことがないから使い方を知らない。
Before → Afterを見ていないので、お化粧の効果が分からない。
上は本当に単純な例です。
でも、メイクが好きでいつもきれいにしているママと
メイクに全く興味がなく、すっぴんで過ごしているママとでは、
子どもの興味の対象が変わってきますよね。
もちろん、友達からの影響も大きいです。
でも、家庭でいつも接している親の影響の方がもっと深いところに届いています。
数学者の母を持つ子が数字が得意なのは遺伝ではない。
という有名な話があります。
毎日母親が楽しそうに数字を扱っているから、
それを見た子どもも数字に自然と触れていく。
そして、大好きなママと同じことをしている楽しさと嬉しさで、
気付いたら、自分もいつの間にか好きになっていた。
というものです。
子どもはママが大好き。
だから親がしていることを良く見ています。
そして真似ます。
子どもは親が言ったことではなく、やっていることを真似るんです。
ある意味怖いですよね。
子どもは親の鏡。
ちょっと、この行動ってどうなのよ‼って思うところは、
実は自分や周りの人の行動だったりするかもしれませんよ。