子育てのお悩み ~イヤイヤ~
2歳前後で始まる魔のイヤイヤ期、親自身に余裕がないと、「もう、いい加減にしてよ!!」と精神的に参ってしまいがち。
ですがこのイヤイヤ期、とても重要な要素の入った時期なんです。イヤイヤ期を通して子どもは人の意見を聞いたり、我慢したり、相手をいたわる気持ちなどを学び、自分なりの自己主張の仕方を学んでいきます。
また、ニートや引きこもりになった方達の幼少時代を見てみると、イヤイヤ期がなかったという調査結果も出ていますので、子どもの健全な成長においてイヤイヤ期は非常に重要なステップになります。(注意:イヤイヤイヤ期がなかった子がすべてニートや引きこもりになるということではありません)
重要なのはわかるけど、何言っても何でもイヤと返されるとどうしたらよいかわからない!という方にアドバイス。
ママがなんでもハイハイと言っていると、わがままな子になってしまいます
子どもは3歳になったときに、大体動物と同様の知能レベルになると言われており、親を自分よりも上か下かと判断することになります。そのとき必ず上にいてください。ではないと、4歳以上になったとき親を軽視して、親の言うことを聞かない子になってしまいます。
何でもハイハイということを聞くのではなく、子どもがやってはいけないことをした場合にはどんなに泣こうがわめこうが、聞かないでください。
子どもは大体2歳前後で社会の秩序制を作り上げている時期に入っています。
今日はいいけど、明日は駄目、でもあさっては良いよという、大人の軸がブレてしまうのが一番よくありません。子どもが混乱し、余計にイヤイヤがひどくなってしまう可能性も。
出来ないことはできない!ダメなものはダメ!と言い切ってください、
お菓子売り場で「お菓子買ってよ~」と泣きわめいている子に、今日は我慢して帰ったけど、次に行ったときは根負けして買ってしまうという態度はNGです。
一度ダメと言ったら、何があってもダメです。
実はコレ、親にとってかなり難しいですが、我慢してください。一度ルールが定着してしまえばかなり楽になりますから。