出来ないことに焦点を当てていませんか?
おはようございます。
「もうすぐ3歳になるのに、まだ自分からトイレに行きたいって言わないの。何でだろう?他の子はもうすぐおむつ取れそうなのに…」
先日、知り合いのママと話をした際の会話です。
そうですよね、2歳~3歳の間は成長が著しいため、子どもに違いが出てきます。
お話が上手にできる子、おむつを卒業する子、お着換えが自分でできる子、お手伝いもしてくれる子、等々。
違いがはっきりしてくるので余計に気になってしまいますよね。
焦点を当てているのはどこですか?
ここでちょっと質問。
完成された円と縁が繋がっていない未完成の円があったらどちらが気になりますか?
未完成の円ではありませんか?
なぜなら、人は足りているところよりも、欠けているところに目がいくようになっているからです。
そうなんです。人間って不完全なものを目の前にしたとき、完全にしようとする力が働きます。
完全な人間はいません。自分も子どももどこかに欠点はあります。
特に子どものことになると他の子と比べ「遅い」だの「あっちの子の方が上手」と出来ないところに焦点を当てて比較しまいがち。
お子さまにも出来てるところもあるんですよ。でも、出来ているところは当然と思い込んでいるのでスルーしてしまいます。
出来たことに目を向けて思いっきり褒めてあげましょう。
上記の例のお友達の場合。
自分からトイレに行きたいと言わなくても、「おしっこ出た」と教えてくれたことはありませんか?「おむつ替えたい」とママに報告してくれてませんか?
そしたら、「よく教えてくれたね!」と褒める。次の日になっても、「○○ちゃんは、昨日おしっこ出たこと教えてくれたよね。ママ嬉しかった♪」と褒める。
子どもはママが大好きです。ママの反応をバロメータにして生きています。だから褒めてください。
一足飛びにできるようにはなりません。ママの声かけで徐々に育ててあげましょう。
きっと変わると思います。