それ、呪いかも?
おはようございます。
脳育アドバイザーのいけだりえです。
ママたちと話していると、必ずと言っていいほど悩み相談や、
「うちの子って~なのよ…」という話題になります。
今日はそんなママたちにおススメの一冊を見つけました。
お母さんが幸せになる子育て
‐ 子どもの食が細くて困ってる。
‐ お友達とうまく遊べなくて、心配。
‐ おむつが取れるのが遅いみたい、どうしたら良いのかしら?
‐ ちゃんと勉強してくれないから困っちゃう。
実は、これらのママたちの悩みの根っこはすべて同じところから始まっています。
それは子育てが自分の思うように出来ないということです。
子どもが自分が思うように行動してくれたら、悩みませんよね。
「子どもがきちんとご飯を食べて体が丈夫になって欲しい」
「お友達と一緒に遊べる社交性を身に着けて欲しい」
「おむつが早く取れて、ちゃんと発達していると安心させて欲しい」
「勉強が出来て、いい学校に、良い職に就いて欲しい」
こうなって欲しいと思う気持ちの奥底には、
ママが思う理想の子どもや、ママが思う理想の子育てがあるはず。
それと1ミリでも違っていると???なんだか違うぞ、となって
さらに差が大きくなると、悩み始めます。
子供が産まれたときにはこの上ない至上の喜びを感じているはず。
無事に産まれてくれて良かった、と。
そして、日が経つにつれて親たちは、「こんな風に育って欲しい」という願いを込めて子育てをしていきます。
その「こんな風」が実は一番厄介な呪いなんだそうです。
実は、ママたちが親からどんな風に子育てされてきたのかがベースになって「こんな風」が出来上がっています。
いわば親から譲り受けたもの。
ママたちの親もおばあちゃんからどんな風に育てられたかで親の「こんな風」が出来上がります。
その結果、代々受け継がれてきた理想の子育てが出来上がります。
自分一人が悪いわけじゃないんです。
いわば過去から続いている子育ての歴史のせいなんですね。
では、当然どうしたら良いの?ってことになりますよね。
それは、「子どものありのままを受け入れる」そして
「一緒に笑う」ことです。
怒ったり、強制しようとすることの方が簡単です。
なぜなら認めることは自分と違うものを受け入れることだから。
風邪のウィルスが入ってくれば、体の中の菌は必至で戦うし、
目にほこりが入れば涙が出て外に出そうとするもの。
自分と違う思想、行動を受け入れるという事は、これまでの自分の心が抵抗し、かなりのエネルギーを必要とします。
ママの覚悟も。
だから一緒に笑うことが必要なんです。
子育てが親を育てることだと言われる所以はきっとこんなところにあるんでしょうね。