飽きないのは学んでるからです

おはようございます。

脳育アドバイザーのいけだりえです。

 

幼児向けのテレビ番組を3歳の子どもと一緒に見ていてふと思いました。

ストーリーがワンパターンで毎回同じ展開。

大人だったら1回見たら「もういいや」と見ません。

でも、子どもは喜々として見てます。

そのうえ、録画してあったとしても同じ番組を繰り返し繰り返し見ています。

なぜ飽きない?と思いませんか?

 

子どもは繰り返しが大好き

赤ちゃんと「いない、いない、ばあ」をして遊びますよね。

最初はキョトンとしていても、次に顔が出てくることを学ぶと「いない、いない」と言った段階でもう笑う準備です。


伝い歩きをする0歳児、転んでも転んでも果敢に挑戦します。

「もう転ぶから嫌。立つ練習は止めよう」となる赤ちゃんはいませんね。

こうやって繰り返すことで様々なことを習得していきます。

もし、この本能にも近い習性である“繰り返し好き”があるからこそ子どもは成長していきます。

特に、2歳から3歳は社会のルールを作っている最中。

同じであることを好みます。

いつも同じ食器を使いたがる、

いつも同じ道を通りたがる、

いつも同じメーカーのジュースを飲みたがる、

いつも同じ配置で食事したがる、

 

このいつも同じが大切です。

同じであることで習得しています。

だから同じ番組でも同じパターンでも喜々として見ているんです。

 

じゃあ、大人がワンパターンの番組を喜々として見ていたら???

ありますよね、最後はお上が悪者を成敗するっていうお話し。

うーん、それは退化の証拠?