幼児期からの性教育を考える

おはようございます。

脳育アドバイザーのいけだりえです。

 

私は、市が開催しているママ向け勉強会の企画・運営のお手伝いさせていただいているのですが、先週その勉強会に参加しました。

タイトルは『幼児期からの性教育について考える』。

対象は、4歳から6歳までの子どもを持つ母親です。

企画時は子どもの頃からの性教育は大切だ!

という強い思いで講座メニューに取り入れましたが、

当日講座の看板を見て、なんだか恥ずかしいような感じで一杯でした。

 

この『性教育』という言葉を見て・読んでなんだか居心地悪く感じるのは

私だけではないはず。

特に昭和生まれの方は自分が性教育を受けていないものだから、

公に教わるということに抵抗がある。

そして、『性は隠すもの』という価値観が植え付けられている。

だから、勉強としてお話を聞く時も何となく恥ずかしいような

感じになるのかなと思いました。

 

政府は少子化対策とキャンペーンを張っていますが、

そのベースとなる性教育は、きちんと学校でカバーされているでしょうか?

性教育の指導は親の責任ですと言われるかもしれませんが、

そもそも親がきちんと学んでないんだから、どうやって正確に伝えたらいいのでしょうか?

 

統計によると、性犯罪の件数は小学校3年生から急激に増加するとか。

被害の対象になりやすいのは、大人しくて静かな女の子だそうです。

だから、女の子のお子さんを持つママは絶対に教えてあげる必要があります。

教えると言っても、「性教育とは何ぞや」ということではなく、

日常生活の中で少しずつ気付きを与えることが大切だそうです。

  • プライベートゾーン(男の子なら性器まわり、女の子なら首下~足の付け根まで)は大切なところ。
  • 他の人のプライベートゾーンに触ってはいけないことを教える
  • 性器も含めて体の部位の名称をきちんと教える
  • トイレの使い方指導の一環として、男の子と女の子では排泄の仕方の違い、性器の形の違いを教える
  • お風呂に入るときに、自分で体を洗わせる。
  • 子どもが自分で体を洗うことで、自分の体なんだという自立を促す

 

是非一緒に始めてみましょう。