何でもイヤイヤな時の対応方法

先週、プレママ、乳幼児のママを対象にセミナーを開催しました。

乳幼児教育の重要性、脳の機能をその伸ばし方について本当にかいつまんで1時間半程度でお話しさせていただきました。お蔭さまで分かりやすく為になったという声を頂戴しました。

参加した皆さまありがとうございました。

 

さて、質疑応答の中で「子どもがいうことを聞いてくれない」というものがありました。こちらについて少し記載してみようと思います。

 

「子どもがいうことを聞いてくれない」代表例がイヤイヤ期ですよね。

子どものイヤイヤがエスカレートする原因の一つにママが何でもハイハイと応えてしまっているというのがあります。

これ、心当たりある方いるんじゃないでしょうか。

 

子どもが3歳程度はまだまだ本能の占める割合が大きいという特徴があります。

そしてその時点で、子どもはこの人が自分より上か下かと判断します。(例えは良くないですが、犬が家族の中で一番偉いのはだれか把握してますよね。それと一緒です)

3歳までにママが何でもハイハイと応えてしまっていると、子どもは我慢を覚える機会をなくしてしまうのと、その後の成長過程でママを自分より下と認識してしまい、言うことを聞いてくれなくなります。

何でも聞いてあげるのではなく、悪習慣に対してはきっぱりと断ってください。

そのうえで重要なことは、大人(ママ)が判断軸をしっかり持ち、ブレないようにしてください。

帰ろうといっても子どもがお菓子売り場から離れないってことはよくあると思います。昨日はすんなりお菓子売り場から離れたからお菓子を買わなかったけど今日は大泣きされたからしかたなくお菓子を買って子どもの機嫌を取ったというブレを作ってしまうと、子どもの混乱のもとになり泣けば思い通りになるというルールを根付かせてしまいます。

イヤイヤ期は秩序性を作り上げている時期ですから嫌といったときの親の反応を確かめているんです。

大人の環境で今日はOKだけど、明日はダメという対応は絶対に避けてくださいね。