愛情は言葉にしてこそ伝わるもの

子育てで大切なのは何ですか?と聞くと大抵の方は『愛情です』と答えます。

これ、半分正解で半分不正解。

もちろん愛情は絶対ですが、愛情をもって育児しているということを伝えることが一番大切です。

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そんなの、毎日子どものおむつ替えたり、お風呂入れたり、ごはん作ったり愛情がなきゃできないでしょ!というのは母親の言い分で、やっぱり言葉にして表さないと伝わっていかないんですよね。

声かけが重要ですと何度か記載しましたが、どんな言葉をかけられてきたかでその子の人格は作られていきます。

ただ褒めればいいわけじゃない、かといって叱らないのもダメ。

やっぱりちょうどいいバランスがあるんですよね。

 

先日、電車の乗り換えようと、改札に行ったところ、

素敵なママと3歳くらいの男の子が改札機を通ろうとしていました。3歳くらいだから自分で何でもやりたい時期。当然スイカを自分でピッとして改札を通りたいと主張します。

男の子「僕が、やる!」

ママ「え? じゃあ、やってみたら」

でも、改札機になかなか届かず、なかなか開かない。そのうち次の電車が入ってきたのか、ホームから人がゾロゾロと降りてきます。

ママ「だからまだ出来ないって言ったでしょ」

というなり子どもからスイカを取り上げさっさと出て行ってしまいました。

 

イヤイヤ、ママさん、子どもに出来ないって言ってなかったよ。

もちろん、急いでいたのかもしれないし、他の方の迷惑になるからと思っての行動だと思います。でもね、小さな積み重ねが心の棘になったりするんですよね。

 

子どもにだから、身近な家族にだから許されるだろうというのは勝手な思い込み。

身近な人にだからこそ、感謝の想いや愛情を口に出していう必要があるんじゃないかな。

ママは子どもの安全地帯。

お子さまがいつでも逃げ込めるスペースは空けておかなきゃですね。