木に立って見てます?
おはようございます。
脳育アドバイザーのいけだりえです。
先日、あるママが不安そうに相談してきました。
「支援センターに行っても、他の子みたいに踊らないでじっと見てるだけなの」
「何かに集中したり、これが大好き!ってものがないみたい。大丈夫かしら?」
ママの心配は尽きないですよね。
親はサポーターのはずなのに…
他の子は上手に出来ているのに・・・。
もうあんな事もできるようになっていて、あの子は成長が早い!
などと周りの子と比べてしまい、わが子を心配するママも多いと思います。
でもね、人はみんな同じではありません。
うちの子だから、お母さんと同じことが得意、すぐにできるというわけではないはずです。
「集団が好きな子」や「一人が好きな子」「率先して何でもやりたがる子」「誰かの後について慎重に進める子」様々な個性があります。
その個性に良し悪しはありません。
親という字は「木に立って見る」と書きます。
そう、本来であれば木の上から俯瞰してじっと見守っている存在であるもの。
でも時として、木から降りてきてああでもない、こうでもないと干渉してしまいます。
子どもには素晴らしい可能性が詰まっています。
わが子を信じてください、そしてじっと観察してください。
子どもの目で見て、子どもの心で感じることが必要なのに、
私たちは親の目で見て親の心で感じてしまいます。
本当にどんな時もじっとしてるだけでした?
ほんの数秒でもいいから夢中になったことはありませんか?
じっと観察してください。
そして万が一にも夢中になっていることがあったら、それを沢山やらせてあげる。
夢中になったことを沢山褒めてあげる。
何でもない時でも褒め続けるんです。
「〇〇が出来たね、さっき、〇〇を一生懸命やってたね。ママそれを見て本当にうれしかったよ」
褒めることで子どもが気付きます。「そっか、自分はこれに夢中になってるんだ!」と
続けていくとお子さまは変わりますよ。